Power BI connector (REST API)
Cognite の OData サービスや他の Cognite API を使用し、GET
、POST
、および GraphQL クエリを用いて Cognite データ モデルのデータを取得するには、Power BI REST API コネクタを使用してください。
このセクションで説明されている機能は現在、特定のお客様を対象にベータ テスト中であり、変更される可能性があります。
Cognite Data Fusion (CDF) への接続を設定する
Cognite Data Fusion (CDF) プロジェクトを Power BI のデータ ソースとして接続するには、以下の手順に従います。
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Power BI Desktopで、組織のアカウントでサインインします。 -
ホームタブでデータの取得を選択し、その他を選択します。データの取得ダイアログで Cognite を検索し、Cognite Data Fusion (REST API) connector を選択します。
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ダイアログ ボックスで、
CDFへの接続を設定するための詳細情報を入力します。-
CDF project:接続先の
CDFプロジェクトの名前を入力します。 -
CDF organization:
CDFにサインインする際に使用する組織を入力します。
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プロンプトが表示されたら、アカウントの資格情報を入力してサインインします。
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Connect を選択すると、Navigator ウィンドウが開きます。
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使用する関数を選択し、データを変換するを選択して
Power Query Editorを開き、CDFからデータを取得します。
ページングをサポートするリクエスト(GET/POST リクエストの limit
パラメータ、または GraphQL クエリの first
パラメータ経由)を行う場合は、サポートされている最大ページ サイズを使用してください。ページ サイズが小さいと API コールが増え、ロード時間に著しい影響を与える可能性があります。各エンドポイントでサポートされている最大ページ サイズについては、Cognite API ドキュメントを参照してください。GraphQL クエリの場合、1 ページあたりの最大インスタンス数は 1000 です。
データのフィルタリング
REST API 関数を使用する際には、Power BI に読み込まれる初期データを減らすためにサーバー側フィルターを適用することができます。
OData を使用している場合、Power BI は Power Query エディターを使用している際に OData サービスにいくつかのフィルターをプッシュ ダウンできます。
GraphQL クエリの場合、Power BI に読み込まれるデータの量を減らすために、クエリ内で直接フィルターを適用することができます。また、GraphQL クエリ変数を使用してクエリをパラメータ化し、再利用をより容易にすることもできます。
予定された更新
Power BI サービスにレポートを公開した後、データを最新の状態に保つために、データ更新のスケジュールを設定することができます。
エラー処理
カスタムの GET
および POST
リクエストを記述する際、無効な URL またはボディを指定するとエラーが発生する場合があります。CogniteAPIError
エラー メッセージが表示された場合は、Cognite API リファレンス ドキュメントを参照し、リクエストを調整してください。