Power BI connector (OData)
Power BI OData connector を使用し、Cognite の OData サービスを利用してデータを取得します。このコネクタは既存のレポートと下位互換性があり、ユーザーは Entra ID の資格情報で認証を行うことができます。
Cognite Data Fusion への接続を設定する
Cognite Data Fusion (CDF) プロジェクトを Power BI のデータ ソースとして接続するには、以下の手順に従います。
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Power BI Desktopで、組織のアカウントでサインインします。 -
ホームタブでデータの取得を選択し、その他を選択します。データの取得ダイアログで Cognite を検索し、Cognite Data Fusion (Odata) connector を選択します。
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ダイアログ ボックスで、
CDFへの接続を設定するための詳細情報を入力します。-
Data Source Identifier:
CDFプロジェクト名、データ モデルの URL、またはODataのカスタム クエリを入力して、CDFからデータを取得します。これは必須フィールドです。Entra IDでゲスト ユーザーとして認証するには、Entra IDのテナント ID(例:dataSource?tenantId=MyEntraIDTenant.onmicrosoft.com
)を追加します。すでにクエリ パラメータを含むカスタムの
ODataURL を渡す場合は、次の構文を使用してtenantId
を末尾に追加します:dataSource?$filter={Filter}&tenantId=MyEntraIDTenant.onmicrosoft.com
。 -
CDF API URL:
CogniteAPI の URL を入力します。例:https://api.cognitedata.com
またはhttps://az-eastus-1.cognitedata.com
。OData サービスにアクセスするには、API バージョンの追加が必要な場合もあります。例:https://bluefield.cognitedata.com/20230821
。
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プロンプトが表示されたら、
Entra IDアカウントの資格情報を入力してサインインします。 -
Connect を選択すると、Navigator ウィンドウが開きます。
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ロードまたは変換するデータを選択します。たとえば、Assets テーブルを選択します。
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データを直接インポートするには Load を選択し、データ フィルタリングと変換を行うために
Power Query Editorを開くには、Transform Data を選択します。
データのフィルタリング
データを変換するオプションを使用してフィルターを適用し、Power BI にロードされるデータの量を減らします。
予定された更新
Power BI サービスにレポートを公開した後、データを最新の状態に保つために、データ更新のスケジュールを設定することができます。
データ モデル URL
データ モデルを使用している場合は、Data Source Identifier に正しいデータ モデル URL が含まれていることを確認してください。詳細については、データ モデリング OData サービスを参照してください。
カスタム クエリ
特定のデータセットを取得するには、Data Source Identifier フィールドにカスタム OData クエリを入力します。詳細については、カスタム OData クエリを参照してください。